後輩から、家を買ったと連絡があった

後輩から、家を買ったと連絡があった

「子どもがこんなにおおきくなりました。今度ぜひ遊びにきてくださいね。家も買ったので」と写真付きで連絡がきた。

子どもは旦那さんによく似ていた。家は建売住宅で、郊外にある十分な広さの綺麗な家だった。

わたしはこの後輩がなぜか苦手だ。仕事をしているときに「わたし頑張ってます」感を出す子だなあとは思っていた。

朝も誰よりも早く来て、終電まで一生懸命パソコンと向かい合っていた。彼女がうつで休職することになった時は何故周りが仕事を代わってあげられなかったのか問題になった。

周囲のサポートが足りてなかったのでは?と会議も開かれた。結果、後輩に任せていた仕事量はわたしや他の人でカバーしたが、そんなに無理をしなけてばできない仕事量だったのか疑問に思った。

でも個人差があるだろうし、慣れていなかったせいかもしれない、後輩は頑張りすぎてしまったんだと思いながら仕事をすすめた。

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休職明けに後輩は「さ来月に結婚式をすることになったんです。ぜひ来てください」と言ってきた。びっくりした。

後輩はうつで休職中だったはずなのに、妊娠をして、結婚式の準備を進めていたようなのだ。相手は会社内の人だった。よくわからなかった。

つい2,3年前に産まれた、年もそんなに変わらない後輩がなにを考えているのかさっぱりわからなかった。

後輩の結婚式は、彼女が好きだというキャラクターに囲まれて、彼女がほとんど主導権を握って進めたんだろうなと思うような結婚式だった。彼女はとても幸せそうだった。

後輩は会社を辞めたが、いまでも定期的に「わたし幸せです」というような連絡が来る。会いましょう、遊びましょうと。わたしが後輩を妬んでいるだけなのかもしれない。

わたしは今賃貸に住んでいるし、結婚もしていない。家を持つほどのローンを組む自信もまだない。

だから彼女のことが苦手なのだろうか。